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何冊読んでいれば、趣味と言って恥ずかしくないのか。
「読書を趣味とする場合、一体何冊くらい読んでいればいいのか」
これは気になっている人が多いと聞く。
趣味です、という以上、ある程度数をこなしていないと気恥ずかしさが出てくるのは何となく共感できる。
しかし、年間200~300冊読むようなプロと比較してもらっても困るわけで、一体年間何冊読めば、堂々と趣味として言えるのか。
今日はこれに答えを出そうと思う。
最初に断っておくが、年間1冊でも、感動して人生を変えるような本を読んでいれば、もうそれは趣味と言って差し支えないと私は思っている。
要は、自分自身のみで完結する分には何冊でもいい。
しかしながら、対外的に「趣味:読書」というと、最近読んだ本、と同じくらい「どのくらい読むのか」という話に発展する。
年間1冊、では答えになっていないのはわかる。
結論:50冊
では、先に結論を言おう。
年間50冊が一つの大きな目安となる読書冊数である。
50冊の理由:その①
理由は二つある。
年間50冊ということは、おおよそ週に1冊読んでいる計算になる。
仕事や学校に行き、その合間で読書することを考えると、1日30分から1時間の時間を使って読めるのがこのくらいだ。
実用書や小説などは1冊3時間から5時間くらいで読める本が多いので、1週間に1冊読み切れる計算となる。
1日30分以上を毎日続けるのだから、これは対外的にも立派な趣味と言える。
50冊の理由:その②
二つ目の理由は、読書家と世界的に名高いビル・ゲイツの読書量が年間50冊と言われているからだ。
そこから毎年おすすめの5冊を選んで発表しているくらい有名な読書量らしい。
かのビル・ゲイツと読書量だけは並ぶのだから、これは恥ずかしくない。
ちなみに、私は読書量を聞かれた時に「ビル・ゲイツと同じ年間50冊です」とよく言っている。
非常にキャッチーで便利な指標だと思っている。
一番最初におすすめの目標は月1冊
しかし、年間50冊は読書を始めた人の最初の目標としては高すぎると思う。
まずは月1冊の目標から始めることをおすすめする。
趣味として確立するには、習慣化できるか否かが鍵となる。
習慣化するには、毎日、もしくは毎週など定期的に時間を確保して行うことと、目標値を設定し、それが達成できるかが非常に重要なことだ。
目標設定して読み始める方が効率が上がることがほとんどなので、まずは月1冊を目標にするのが私は良いと思う。
最初から難しい本を選ぶのではなく、簡単に読めそうな、でも自分が本当に読みたい本を読もう。
1日10分から15分読書をすると、月1冊は読み切れることが多いはずだ。
次のおすすめ目標は月2冊
そして、月1冊が数か月間達成できたら、次の目標は月2冊をお勧めする。
1日20分から30分くらい時間を確保するとこのくらいは読めると思う。
「最近、仕事(や勉強)が忙しいけれど、月に2冊は本を読むようにしている」と聞いて、「えっそれは趣味としては少なすぎるだろう」と言うような人は意地悪だからそもそも相手をしなくて良い。
まとめ
つまり
趣味として話して恥ずかしくない十分な冊数は年間50冊.
年間24冊から問題なく周りの人に言って良い範囲。
頑張って年間50冊以上読むのも、もちろん良い。
しかし、本ばかり読んでいてもそれはそれでつまらない。
他の好きなこともして、本も読むのには年間50冊が一番いい塩梅と言えると思う。
以上が私が出した最適解である。